「土地家屋調査士」という資格の名前は聞いたことがあっても、具体的に何をする仕事なのかイメージしづらい人も多いのではないでしょうか。この記事では、これから資格取得を検討している人向けに、仕事内容や難易度、勉強の進め方の目安をやさしく解説します。
土地家屋調査士とはどんな資格?
土地家屋調査士は、土地や建物の「表示に関する登記」を専門に扱う国家資格です。土地の分筆・合筆や、建物の新築・取り壊しにともなう登記など、不動産の実際の状態と登記簿の内容を一致させる手続きを、独占的に行うことができます。境界の確定やトラブルの予防にも関わる、専門性の高い仕事です。
似た名前の資格に「測量士」がありますが、測量士はあくまで測量の専門家であるのに対し、土地家屋調査士は測量に加えて登記の手続きまでを担う点が大きな違いです。
試験の難易度は?
土地家屋調査士試験は、国家資格の中でも難関の部類に入ります。例年の合格率はおおむね9〜10%台で推移しており、独学で合格を目指す場合、1000時間前後の学習が必要とされることが多いようです。仕事や家事と両立しながら勉強する受験者も多く、スケジュールの立て方が合否を左右するといわれています。
なお、測量士や測量士補などの資格をすでに持っている場合、試験の午前の部が免除される制度があります。これを活用する受験者が多く、当日は記述式を中心とした午後の部に集中して臨めるのも特徴です。
どんな人に向いている?
- コツコツと図面や書類を扱う細かい作業が苦にならない人
- 屋外での測量作業と、事務所での登記書類作成の両方をこなしたい人
- 将来的に独立開業を目指したい人
不動産や建築、法律に関心がある人であれば、勉強を進めるうちに仕事のイメージがつかみやすくなるはずです。
まとめ
土地家屋調査士は、不動産の「表示に関する登記」を独占的に扱える専門性の高い国家資格です。難易度は高めですが、午前免除などの制度をうまく使いながら、無理のないスケジュールで学習を進めていくことが合格への近道といえそうです。
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